肝油と言っても、今の若い世代には、「何それ?」と言われてしまうでしょうか?
私たちが子供の頃は、元気の粒々のような感じで、かつ、食べ過ぎちゃいけないもの、として、どの家庭にも準備されていたものだった気がします。
今のようにサプリメントなんて言葉もない時代。
元気が出るけど、薬ではない、子供心には不思議な存在でしたね。
運動会や遠足など、子供にとっては体力が必要なイベントがある前後には親から飲まされていた気がします。
友達の中には、すごく気に入って、お菓子のように(笑)食べていた子もいた記憶があります。
さて、この肝油ですが、子供の頃は訳も分からず飲んでいましたが、いったいその正体は?
まず、何からできているかと言えば、サメの肝臓から取り出される脂分。
以前は、肝臓に効くから肝油なんて勘違いしてましたが、抽出されたもの、そのままの名前だったんですね。
肝油に含まれる主な成分は、ビタミンAとビタミンD。
ビタミンAは、疲れ目や視力低下を防いだり、夜盲症を防止するほか、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。
皮膚の健康は肌荒れを防止して美肌にも効果がありますし、丈夫な粘膜を作ることは、風邪などのウィルスの侵入防止にも役立ちますから、健康の維持に効果を発揮!
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、骨の成長や骨の健康維持に重要な役割を果たします。
また、筋肉のスムーズな収縮にも欠かせないカルシウムの血中濃度の調整にも作用します。
お子さんにとっても、大人にとっても、必要な成分を含んでいるのが肝油だったんですね。
肝油を摂取していると、疲れがとれたり、肌がピカピカしてきたり、風邪をひきにくくなったり、といういのは、こういう効果があったからなんですね。
体を丈夫にしてくれる魔法の粒々のゆえんです。
ともあれ、何においても、摂り過ぎは禁物。
魚の脂なので、中には、体に合わない人もいたりします。
体に見合った量を毎日少しずつ頂くのが、健康維持の秘訣と思われます。